新年のご挨拶

もつ鍋・水炊き 博多若杉 店長の松尾です。
新年明けましておめでとうございます。

2021年も毎日が、ひと月が、一年が怒涛の如く過ぎ去りました。
そのような月日の中、新しい出会いが私達にエネルギーをくれた一年でもありました。

博多若杉製造工場、15年目で初となる異国の仲間が増えたのです。
彼らの瞳は純粋で眩しく輝き、祖国のご両親の助けとなるべく一生懸命に仕事をおぼえ仕送りをしております。
手前味噌となりますが、派閥のない仲の良い当店工場のスタッフ達は、彼らを息子のように可愛がり、業務以外の食事やスポーツなどで交流を深めています。

コロナ禍という人との交流が分断されテレワークなど合理性が求められる時代に、
彼らの無垢な笑顔は「鍋という食文化を通して笑顔溢れる食卓をお届けすること」を使命とする博多若杉の“原点”を思い出させてくれました。

又、皆さまに年末にお願いし投票いただいたショップ・オブ・ザ・イヤーのコメントにおいても、例年のように大きなエネルギーをいただいております。

味については、当店が目指す「飽きのこない優しい味づくり」にご理解を賜り、
「残ったスープにご飯をいれて雑炊にし、一滴残らず食べています」と、
まさにお取り寄せをスタートした15年前に頂いたお言葉そのままの文面を節目のこの年に再び目の当たりにし、嬉しさと同時に不思議な感覚となりました。

そして私にとって何より嬉しいのが、当店スタッフに対する応援コメントの多さです。
ほんの一部のみご紹介させていただきます。

「会った事ないのに会った事ある気がしてしまう」

「生産されるスタッフ皆さんの結晶は製品だけでなく、ブログやホームページからも感じられつい見たくなる事が多いです」

「誠実な感じがする。だから商品も美味しいのかな」   などなど多数。

私共はカスタマーチームはディスプレイ越しにお客様の想いを感じながら、製造チームは商品の先にお客様の笑顔を想像しながら、毎日のお仕事を努めさせていただいております。

そんなスタッフ達の姿を、逆にお客様が感じとっていただけている奇跡!!

私共は、お仕事を通じて人生における生きがいをいただいていると言っても過言ではありません。
有難いことに長きに渡り、お客様とより良い信頼関係を築かせていただけております。

今年も目立つ為の大きなチャレンジではなく、地味かもしれませんがお客様のご期待を裏切らないことを第一に、
ひとつひとつの製造と、一言一句の接客に情熱を注ぎ、私達がお預かりした温かなエネルギーを、
当店の中でより大きなものとし、大好きな皆さまへ商品と共にお届けできる一年とします。

現在のところ福岡博多の街にも活気が戻って参りました。
是非、足をお運びいただき博多の人情を感じてる旅を満喫してくださいね。

2022年も皆さまにとって素晴らしい一年となりますよう祈念させていただき、新年のご挨拶とさせていただきます。

もつ鍋・水炊き 博多若杉 松尾直幸